パリ ファッションウィーク:「カルヴェン」、ここ数年で最高にマチュアなコレクション

 「カルヴェン(Carven)」がパリ第6大学ジュシューキャンパスで発表したコレクションは、ここ数年見られなかったようなマチュアなものに仕上がっていた。

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Carven – Spring-Summer 2018 – Womenswear – Paris – © PixelFormula

大きなスチール製の建物の下、新アーティスティックディレクターのセルジュ・リュフィユー(Serge Ruffieux)が手掛けた初のコレクションが披露された。リュフィユーはスイス生まれで、ルーシー・メイヤー(Lucie Meier)と共にラフ・シモンズ(Raf Simons)退任後の「ディオール(Dior)」をマリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)が来るまで支えていた。
ショーの出来栄えから判断すれば、リュフィユーは「カルヴェン」に長くとどまるだろうと予想できた。シルエットに対する大胆な感覚が、繊細なスタイルに上手く混ざる。ケープをテニスシャツのようにカットしたり、綿入れのレインアウターの肩はバルーンにして、フロントはスカラップに。前がうねったサファリジャケットはまるでピクニック仕様だ。タキシードシャツの裾を伸ばしたドレスも提案した。
「柑橘類みたいな、刺激的、アーバンで洗練された」とリュフィユーは自身のコレクションを評する。ウィットに溢れたウェアとは正反対に、会場となったキャンパスは非常に素っ気ない作りだ。
若者向けの洋服ではなく、現代の忙しい大人の女性に対して提案されたマチュアなワードローブだった。
「本当に、すごくよかった。こういう力強いデビューを見られるのはいいね」と「ディオール(Dior)」のシドニー・トレダノ(Sidney Toledano)CEOもコメントしている。

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